プロが教える、里芋の皮を包丁でラクにむく方法【水に濡らすと失敗する】
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こんにちは、しょーです。
板前歴は10年でして、料理のプロです。
先日、こんなツイートをしました。
https://twitter.com/sho30mb/status/1451495675867262977?s=20
[aside type=”border”]里芋は水に濡らすとヌメりがでてむきにくいです。 泥つきのまま皮をむいて、それから水で泥を落とす方がむきやすいし時短になります。[/aside]
皮むきから下茹でまで解説します。
まず前提として、里芋は泥を洗い完全に乾かしてから皮をむく方がいいです。当たり前ですね。
今回の話は、今すぐ里芋を調理するぞってときに役立ててください。
それと「六方むき」の話もしません。六方向きは知識で得られるものではなく、体が覚えるものだからです。
それでは里芋の下処理をマスターしましょう!
洗う前に皮をむく
水をまとった里芋は、もはや山芋です。
ツイートにあるとおり、里芋は濡れるとヌメりが出ます。
ヌメりが出ると掴みにくいし、むきにくいし、手を切る可能性も高まるでしょう。
皮をむくということ自体、包丁スキルの中では難しい部類ですからね。
そこでボクがオススメするのが「洗う前に皮をむく」です。
[aside type=”border”]「そんなことしたら、むいた芋に泥がつくんじゃないの?」[/aside]
と思うかもしれませんが、そのとおりです。
そのとおりですが、芋が泥を吸うわけじゃないんです。
むいた後に、キレイに水洗いすれば泥もちゃんと落ちます。
里芋の皮を簡単に早くむくなら、「むいた後に洗う」しかないでしょう。
まな板と包丁にも泥がつくので、しっかり消毒してくださいね。
皮をむくときは、ペティーナイフがオススメ。短い包丁です。
うまく言葉で表せないですが、使いやすいです。わざわざ買う必要はないですが、持ってるなら使ってみてください。
下茹で
むき終えたら下茹でします
茹でるまえにチェックすることが1つあり、芋の大きさがある程度そろっているか確認します。
大きさが極端に違うと、均一に火が入りません。
大きいものは周りのサイズに合わせてカットしましょう。
大きさを揃えたら、水から茹でます。
アク取りにお米をおおさじ1杯ほど入れるといいです。
グラグラに沸かすとぶっ壊れるので、弱火でゆっくり茹でます。
下記のツイートのとおりです。
https://twitter.com/sho30mb/status/1451501183751766020?s=20
5~10分ほど茹でて、つまようじが刺さるくらいになればオッケーです。
茹でたら水で洗い、ヌメりをとります。
これにて下処理が完了です。
煮物にしたり、揚げ出しにしたりすると最高。
というわけで以上です!