唐揚げと竜田揚げの違いを徹底解剖!

料理用語

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こんにちは、しょーです。
板前歴は10年です。

この記事では、「唐揚げと竜田揚げの違い」について解説します。

◎本記事の内容
・味付けの違い
・色の違い
・現在の正解

というわけで、詳しくみていきましょう。

味付けの違い


唐揚げと竜田揚げでは、味の付け方に違いがあります。次のとおり。

  • 唐揚げ:味をつけ、漬け込まない
  • 竜田揚げ:味をつけ、漬け込む

唐揚げは漬け込まない

唐揚げは、味をつけたらすぐに揚げるのが特徴です。
現在では漬け置きする作り方も多く、以外かもですね。
ボクが働いていたホテルや料理屋では、唐揚げを作るとき、味付けた後すぐに揚げてました。

竜田揚げは漬け込む

竜田揚げは、味をつけたらしばらく漬け込みます。
理由は、色濃く揚げるため。
ここには、「竜田揚げ」の由来が関係します。

竜田揚げは紅葉にちなんだ料理

竜田揚げは、紅葉が由来になっていると言われてます。
“竜田川”という紅葉の名所から、「赤黒っぽく揚げた物を竜田揚げ」と呼ぶようになったそうです。

赤黒っぽく揚がるのは、醤油や味醂に漬け込むから。
だから、竜田揚げは漬け置きするんです。

色の違い

  • 唐揚げは白っぽくてもOK
  • 竜田揚げは赤黒っぽく揚げる

由来のとおり、上記となります。
竜田揚げは、色を付けつつ、苦味を出さないように仕上げなきゃなので、上級者向けの料理ですね。

唐揚げの作り方は変わった

現在だと、唐揚げの作り方は本来とは変わりました。
個人が発信できる時代になり、作り方が塗り替えられたからでしょうね。
もはや、漬け込むのは常識です。

現在の正解

今だと、唐揚げと竜田揚げに違いは無いですね。
どちらも、味付けし、つけ置きし、粉をつけ、揚げるスタイルです。
「元々は違う料理だった」というのが、現在だと正解だと思います。

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というわけで終わりです。