魚はどっちから焼く?美味しさを引き立てる焼き方の秘訣
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こんにちは、しょーです。和食歴は10年です。
料理の疑問が浮かんだ人
「魚って身から焼くの?それとも皮から?美味しく焼くにはコツがあるのかな。プロの人、教えてください!」
こんな疑問にお答えします。
焼き魚を作るとき、どの面から焼けばいいのか?多くの人が迷うポイントかもしれません。
本記事は、ボクの板前経験から「焼き魚作りのコツ」をまとめました。
焼き魚の基本は「返す数を減らす」こと
魚を焼くときは、ひっくり返す数を最小限に抑えます。
というのも、魚は加熱すると崩れやすくなるからです。
特に、脂の乗った魚(キンキ、ギンダラなど)は非常に身崩れしやすいです。慎重に返してあげましょう。
どうすれば返す数を減らせるか
では、返す数を減らすには、どうすればいいか?
答えは、「盛り付ける形で焼き上げる」です。下記の写真をご覧ください。
要するに、“あとは器に移すだけ”の状態で仕上げる。すると、基本的に1回返せばOKです。
調理法に合わせた焼き方
調理法別に、どっちから焼くのかをまとめました。下記のとおり。
- フライパン→皮から焼く
- 焼き台→身から焼く
- オーブン→皮を上にして焼く
フライパンで焼くときは皮から
フライパンで焼くときは、皮から焼く→返して身を焼く→そのまま器へ盛り付け。
フライパンで焼く際のコツ
皮は、強めの中火でカリッと焼き上げるのがポイント。理由は、次の2つ。
・食感が良くなる ・生臭さを消せる
皮は、中途半端に焼いてしまうと、ブヨブヨして口当たりが悪くなり、生臭さまで残るんです。
強めの火力で、こんがり焼き上げましょう。
反対に、身は弱火でじっくり火を入れるといいですよ。ふっくらと仕上がりますので。
焼き台で焼くときは身から
ガスコンロの下にある焼き台。これで焼くときは、身からです。
なお、焼き台には上火と下火の2種類があります。
例えば、熱源が下にあるバーベキューは下火ですね。
※家庭用の焼き台だと多くの場合、上火です。本記事では上火を前提に解説してます。
焼き台で焼く際のコツ
焼き台のメリットは、焦げが味わいを深くしてくれる点。
つまり、いい感じに焦げをつけるのがコツ。
多少、焦げた方がボクは好きですし、魚は焼き台で焼くのが1番美味しいと思います。
注意点は、味醂干し、西京漬けなんかは、あっという間に黒焦げになっちゃうところ。
焦げやすい食材を焼くときは、1分ごとにタイマーをかけるなどの対策をするのがオススメです。
オーブンで焼くときは身を上に
オーブンでは、皮を上にして焼くといいです。
オーブンのメリットは、返す必要がないこと。
鉄板に魚を並べスイッチを押せば、あとは待つだけです。
ただ、味はフライパンや焼き台には劣ります。
時間があるときはじっくり焼き台で、忙しいときはサクッとオーブンで。みたいな使い分けをしてもいいですね。
以上、魚の焼き方についてでした!参考になれば嬉しいです!